A 膣のゆるみ治療には、膣縮小手術のほかに機械やフィラー注入など様々な方法があり、それぞれに長所、短所があります。
膣縮小手術は、膣を締める効果は最も高いです。膣の中を出産前と同じくらいにまで狭くできるのは、この方法だけです。
ご出産を経験されていて、ゆるみが強度（膣の中の粘膜が外から見える状態）の方には、おすすめの方法ですが、膣縮小手術では膣の中をかなり狭くするため、手術をされた後は経腟分娩ができなくなります。今後のご出産の可能性がある方は、膣縮小手術以外の方法をお勧めしています。機械を使って膣を縮める治療はそのようなデメリットもなく可能です。
膣のゆるみがどれくらいなのかわからない方は、診察ですぐに診断できます。

A 加齢や出産で、腟壁や骨盤周りの筋肉には緩みが生じます。膣壁を手術で縮める方法だけでなく、機械を使って膣を縮めたり、筋肉をトレーニングすることで、改善することができます。
腟が緩んでいると、お風呂やプールの水が中に入ってきたり、パートナーとの性交にお互いが満足できなかったりします。治療は可能です。あきらめる前に、ぜひご相談にいらしてください。

A 加齢により、膣だけでなく色々な部分の筋肉が衰えてきます。出産経験の有無や挿入物の大きさに関わらず加齢により膣がゆるむ可能性は十分にありますので、日頃から運動をしておくことは大切です。また運動ではなかなか改善されない場合には、機械による膣の引き締めの治療があります。

A 膣のゆるみが原因です。
膣のゆるみが日常生活に影響を及ぼす場合もあります。とくに多いのは、入浴後に膣からお湯が出るという悩みです。伸縮性のある膣がゆるんでしまうきっかけは人さまざまですが、とくに多いのは出産が見られます。出産で大きく広がった膣が元のサイズに戻らなっているケースです。明らかに出産前との違いを感じる場合、出産による膣の緩みが考えられます。

A 出産していなくても、性器が大きな男性と性交渉や加齢などが原因で膣がゆるんでしまうこともあります。あまり締まりがよくないことで、男性にゆるいと指摘されて深刻な悩みを抱えてしまう女性も少なくありません。また、男性器の大きさが、自分の膣とあっていない場合に、ゆるいと指摘されるケースもあります。一度、膣圧を調べることをお勧めいたします。

A デリケートゾーンの黒ずみの原因としては、主にホルモンバランスの乱れ、摩擦による刺激、代謝不良などがありますが、直接の原因はメラニンです。
特にデリケートゾーンのように薄い皮膚は皮膚を守るため、メラニンの生成が活発で、黒ずみやすくなります。通常メラニンはターンオーバーで皮膚表面まで上がり、最後は表皮から剥がれ落ちて排出されます。ですが、ターンオーバーが乱れメラニンが皮膚内に滞留したまま排出されずにいると、黒ずみ・くすみとして残ってしまいます。なので、メラニンが滞留しないよう、正常なターンオーバーによって体外に排出させることが大切なのです。