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プラセンタ美容液の選び方と効果的な使い方|ハリ・潤い不足にアプローチするエイジングケア

プラセンタ美容液の選び方と効果的な使い方|ハリ・潤い不足にアプローチするエイジングケア

2025.10.25 更新

鏡を見るたびに「なんとなく肌の元気がなくなってきた」「以前のようなハリが感じられない」と悩むことはありませんか? 年齢を重ねるにつれて変化する肌のコンディション。毎日のスキンケアを頑張っていても、乾燥やキメの乱れ、くすみ(※1)といったエイジングサインは少しずつ現れてくるものです。

そんな年齢肌の悩みに多角的にアプローチできる成分として、長年美容業界で注目され続けているのが「プラセンタ」です。 特に、スキンケアの要ともいえる「美容液」でプラセンタを取り入れることは、ふっくらとした若々しい印象の肌を目指す上で非常に有効な手段といえます。

しかし、一口に「プラセンタ美容液」といっても、市販のプチプラコスメから百貨店ブランド、そして皮膚科や美容皮膚科が監修するドクターズコスメまで、その種類は膨大です。「結局どれを選べばいいのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。

この記事では、プラセンタ美容液が持つ美容効果のメカニズムや、失敗しない選び方のポイント、そして効果を最大限に引き出す使い方について詳しく解説します。さらに、成分の質にこだわりたい方へ向けて、千春皮フ科クリニックが監修したオリジナルコスメ「プラジュネーション」についてもご紹介します。

(※1)乾燥によるキメの乱れ

目次
この記事の監修医師
渡邊 千春
千春皮フ科クリニック理事長・総院長
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医/AMI Japan Senior Trainer(アラガン社指導医)/日本胎盤臨床医学会理事、その他多くの学会に所属し、皮膚医療・美容医療について研鑽しています。自らが幼少時代アトピー性皮膚炎だったことから、肌に悩みを持つ方々のお悩みに対して、少しでもお力になれればと考えております。

プラセンタ美容液とは?成分と肌へのメカニズム

まずは、なぜプラセンタがこれほどまでに美容成分として重宝されているのか、その基本的な知識と肌への働きについて理解を深めましょう。

プラセンタとは「胎盤」のエキス

プラセンタ(Placenta)とは、日本語で「胎盤」を意味します。胎盤は、母親の体内で胎児を育てるために必要な酸素や栄養素を届ける、生命の源ともいえる重要な器官です。 化粧品に使用される「プラセンタエキス」は、豚や馬などの胎盤から有用な成分を抽出したものです。わずか数ヶ月で小さな細胞を赤ちゃんまで育て上げる胎盤には、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、酵素、核酸など、肌の健康維持に欠かせない栄養素が豊富かつバランスよく含まれています。

美容液として取り入れるメリット

化粧水やクリームなど、様々なアイテムに配合されるプラセンタですが、最も効率よく肌に届けるなら「美容液」がおすすめです。美容液は、特定の肌悩みに特化して有用成分を高濃度に配合しているものが多いため、プラセンタが持つパワーをダイレクトに角質層へ届けることができます。

プラセンタ美容液を取り入れることで期待できる主なメリットは以下の通りです。

  • アミノ酸による高い保湿効果 プラセンタには、肌の天然保湿因子(NMF)の原料となるアミノ酸が豊富に含まれています。肌の水分保持力をサポートし、乾燥による小ジワを目立たなくする効果が期待できます。
  • ハリと弾力の維持 年齢とともに減少するコラーゲンやエラスチン。プラセンタに含まれる栄養素が肌のコンディションを整え、内側から押し上げるようなハリと弾力を与えます。
  • ターンオーバーのサポート 健やかな肌を保つためには、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)が正常に働くことが重要です。プラセンタは肌のリズムを整え、なめらかで透明感のある肌へと導きます。

動物性?植物性?プラセンタの種類と特徴

プラセンタ美容液を選ぶ際、最初に確認したいのが「由来となる原料」です。パッケージの成分表示を見ると、様々な種類のプラセンタが存在することがわかります。それぞれの特徴を知り、自分に合ったものを選びましょう。

豚プラセンタ

日本国内で流通しているプラセンタ化粧品の中で、最も一般的で多く使用されているのが豚由来のプラセンタです。 豚は出産数が多く、安定して原料を供給できるため、比較的リーズナブルな価格の製品が多いのが特徴です。手軽にプラセンタケアを始めたい方や、継続のしやすさを重視する方に適しています。ただし、品質にはバラつきがあるため、抽出方法や管理体制がしっかりしたメーカーのものを選ぶことが大切です。

馬プラセンタ

豚に比べて希少性が高く、高級なプラセンタとして知られているのが馬由来のものです。 馬は一度の出産で一頭しか産まないため、胎盤が厚く、成分が凝縮されているといわれています。特筆すべきはアミノ酸の含有量です。馬プラセンタは豚プラセンタに比べてアミノ酸の量が非常に多く、種類も豊富に含まれているというデータがあります。 また、徹底した衛生管理下で飼育されるサラブレッドなどの馬から抽出されたものは、安全性や品質の面でも高く評価されています。本気でエイジングケア(※2)に取り組みたい方には、馬プラセンタが配合された美容液が推奨されます。

その他のプラセンタ(羊、植物、海洋)

  • 羊プラセンタ 人間の細胞と相性が良いとされていますが、狂牛病問題以降、日本国内での流通は制限されており、あまり見かけません。
  • 植物性プラセンタ(バラ座など) 胎盤を持たない植物の「胎座」から抽出したエキスです。動物性ではないため厳密にはプラセンタではありませんが、似たような美容効果が期待できるとして使用されます。動物性成分を避けたい方向けです。
  • 海洋性プラセンタ(マリンプラセンタ) 魚の卵巣膜から抽出したエキスです。こちらも胎盤ではないため厳密な定義とは異なりますが、アミノ酸などが含まれています。

(※2)年齢に応じたスキンケア

失敗しないプラセンタ美容液の選び方

数ある商品の中から、本当に効果を実感できるプラセンタ美容液を選ぶためには、いくつかのチェックポイントがあります。「なんとなく良さそう」で選ぶのではなく、成分や品質を見極める目を持ちましょう。

「原液」か「配合」かを確認する

パッケージに「プラセンタ原液」と書かれているものと、「プラセンタ配合美容液」と書かれているものがあります。 「原液」とは、化粧品の原料となるエキスをそのまま瓶詰めしたものを指します(水や防腐剤は含まれます)。余計な成分が入っていないため、プラセンタそのものの効果をダイレクトに感じたい方に適しています。 一方、「配合美容液」は、プラセンタ以外にもヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドなどの保湿成分や、ビタミンC誘導体などの美容成分がバランスよくブレンドされています。1本で複合的な肌悩みにアプローチしたい場合は、相乗効果が期待できる配合タイプがおすすめです。

アミノ酸の量(窒素量)に着目する

プラセンタエキスの品質を左右する重要な指標の一つが「総窒素量」です。これはタンパク質やアミノ酸がどれだけ含まれているかを示す数値で、一般的にこの数値が高いほど、栄養価が高く高品質なプラセンタエキスであるといえます。 全ての製品に記載されているわけではありませんが、品質に自信のあるメーカーやドクターズコスメでは、この数値を公開していたり、独自の抽出法で高濃度化していることを明示している場合があります。

添加物の有無と安全性

美容液は肌に直接、そして毎日使うものです。特に肌が敏感になりがちな時期や、乾燥が進んでいる肌には、刺激となる成分が極力含まれていないものを選びたいところです。 香料、着色料、パラベン(防腐剤)、アルコール、鉱物油などが無添加であるかを確認しましょう。また、独特の原料臭を抑えるための工夫がされているかどうかも、使い続ける上では重要なポイントです。

信頼できるメーカー・ブランドを選ぶ

プラセンタ美容液は、原料の処理方法や抽出技術によって品質が大きく変わります。安全性を確保するためには、製造工程が明確であることや、専門家による監修が行われているかどうかも判断基準になります。 特に皮膚科や美容皮膚科などの医療機関が監修・開発に携わっている「ドクターズコスメ」は、医学的な見地から成分の配合量や組み合わせが考え抜かれているため、高い信頼性と効果への期待が持てます。

プラセンタ美容液の効果を最大限に引き出す使い方

良い美容液を手に入れても、使い方が間違っていては十分な効果は得られません。ここでは、プラセンタ美容液のポテンシャルを最大限に活かすためのスキンケア手順をご紹介します。

基本の塗布順序:化粧水のあとに

一般的な美容液と同様、基本的には「化粧水」で肌を整えたあとに使用します。 肌に水分が十分に補給され、柔らかくなっている状態で美容液を塗布することで、有用成分が角質層のすみずみまで行き渡りやすくなります。

【推奨ステップ】

  1. クレンジング・洗顔:肌の汚れを優しく落とし、清潔な状態にします。
  2. 化粧水:たっぷりの水分を与え、肌のベースを整えます。
  3. プラセンタ美容液:手のひらで温めてから、顔全体に馴染ませます。
  4. 乳液・クリーム:与えた水分と美容成分を油分で蓋をして閉じ込めます。

※製品によっては洗顔後すぐに使う「導入美容液(ブースター)」タイプのものもあります。パッケージの使用方法を必ず確認してください。

ハンドプレスで浸透を高める

美容液を肌にのせる際は、擦ったり叩いたりせず、手のひら全体を使って優しく包み込むように「ハンドプレス」を行いましょう。体温を利用することで浸透(角質層まで)が高まり、肌への馴染みが良くなります。 目元や口元など、乾燥やエイジングサインが特に気になる部分には、指の腹を使って重ね付けをするとより効果的です。

継続こそが美肌への近道

スキンケアの効果は、一朝一夕で現れるものではありません。肌のターンオーバーの周期(28日〜数ヶ月)を考慮し、少なくとも1ヶ月以上、できれば3ヶ月程度は継続して使用することをおすすめします。 毎日コツコツとケアを続けることで、少しずつ肌のキメが整い、内側から輝くようなツヤとハリを感じられるようになるはずです。

成分へのこだわりを追求した「プラジュネーション」

数多くのプラセンタ美容液が存在する中で、成分の質と配合バランスに徹底的にこだわって開発されたのが、千春皮フ科クリニック監修のオリジナルドクターズコスメ「プラジュネーション」です。

多くの患者様の肌悩みと向き合ってきた経験から、「本当に肌が必要としている成分を、必要な場所に届けたい」という想いで作られたこの美容液は、年齢肌に悩む多くの方に選ばれています。

希少なウマプラセンタエキスを配合

「プラジュネーション」の最大の特徴は、保湿成分としてウマプラセンタエキスを採用している点です。 前述の通り、馬由来のプラセンタはアミノ酸が豊富に含まれており、肌への馴染みが良く、高い保湿力を発揮します。乾燥によってしぼんでしまった肌に潤いを与え、ピンとしたハリ感をもたらします。

厳選された美容成分との相乗効果

プラセンタ単体でも優れた美容効果がありますが、「プラジュネーション」ではさらに、肌の弾力を支えるための厳選成分を贅沢に配合しています。

  • ヒアルロン酸Na:わずか1gで6リットルもの水分を抱え込むことができる保水力の王様。肌の瑞々しさを保ちます。
  • 水溶性コラーゲン:肌表面にしなやかな保護膜を作り、水分の蒸発を防ぎながらハリを与えます。
  • セラミド(セレブロシド):肌のバリア機能をサポートし、外部刺激から肌を守りつつ、潤いを逃さない肌環境を作ります。

これらの成分がプラセンタエキスと組み合わさることで、単なる保湿にとどまらない、リッチなエイジングケア(※2)を実現します。

敏感な肌にも寄り添う設計

ドクターズコスメである「プラジュネーション」は、肌への優しさも追求しています。 パラベン(防腐剤)やフェノキシエタノールといった、肌質によっては刺激になり得る成分の使用を極力抑え、デリケートな肌の方でも使いやすい設計になっています。 「効果の高い美容液を使いたいけれど、肌への負担が心配」という方にも、ぜひお試しいただきたい一品です。

よくある質問(Q&A)

プラセンタ美容液について、よく寄せられる疑問にお答えします。

Q. 開封後はどのくらいで使い切ればいいですか? A. 美容液に含まれる成分はデリケートです。製品によって異なりますが、開封後は酸化や雑菌の繁殖を防ぐため、直射日光の当たらない冷暗所で保管し、1〜2ヶ月を目安に使い切ることをおすすめします。特に気温が高い時期は冷蔵庫での保管が推奨される場合もあります。

Q. プラセンタ美容液に副作用はありますか? A. 化粧品として販売されているプラセンタ美容液は、安全性が確認された原料を使用しており、重篤な副作用の報告はほとんどありません。しかし、どんな化粧品でも肌に合わない可能性はゼロではありません。初めて使用する際は、二の腕の内側などでパッチテストを行うと安心です。万が一、赤みやかゆみが出た場合は使用を中止し、皮膚科専門医にご相談ください。

Q. 年齢に関係なく使えますか? A. はい、ご使用いただけます。プラセンタ美容液はエイジングケア(※2)製品として紹介されることが多いですが、乾燥予防や肌荒れ防止など、肌の基礎体力を整える目的でも優れています。20代からの予防ケアとしても、年齢を重ねた肌への集中ケアとしても適しています。

まとめ:上質なプラセンタ美容液で、自信の持てる素肌へ

プラセンタ美容液は、アミノ酸をはじめとする豊富な栄養素を含み、乾燥、ハリ不足、キメの乱れといった大人の肌悩みに寄り添う頼もしいアイテムです。 効果を実感するためには、原料の種類(馬や豚など)、配合成分のバランス、そして安全性をしっかりと見極めて選ぶことが大切です。

日々のスキンケアに、確かな品質のプラセンタ美容液をプラスしてみませんか? 肌が自ら美しくなろうとする力をサポートし、鏡を見るのが楽しみになるような、ハリと潤いに満ちた毎日を目指しましょう。

千春皮フ科クリニック監修の「プラジュネーション」は、ウマプラセンタエキスに加え、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの保湿成分を黄金比で配合した、こだわりの美容液です。 「最近、肌の調子が整わない」「ワンランク上のスキンケアを始めたい」と感じている方は、ぜひ公式オンラインショップにて詳細をご確認ください。

▼千春皮フ科クリニック監修ドクターズコスメ「プラジュネーション」の詳細はこちら 千春皮フ科クリニックオンラインショップ「プラジュネーション」商品ページ


千春皮フ科クリニック 埼玉県さいたま市浦和区東高砂町9-1 スミダワン本館5F JR浦和駅東口 徒歩1分 診療内容:皮膚科、小児皮膚科、美容皮膚科、アレルギー科

千春皮フ科クリニック 広尾院 東京都渋谷区広尾5-3-13 Barbizon86 3F 東京メトロ日比谷線 広尾駅 徒歩1分 診療内容:美容皮膚科、皮膚科

この記事の執筆者
千春皮フ科クリニック
当クリニックでは今まで医師として得た様々な経験を活かして地域医療の貢献に努めたいと思っておりますので、お気軽にご相談ください。
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