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プラセンタで肌荒れ? 原因と正しい対処法・失敗しない化粧品の選び方

プラセンタで肌荒れ? 原因と正しい対処法・失敗しない化粧品の選び方

2025.11.25 更新

「エイジングケアにはプラセンタが良いと聞いたけれど、肌に合わなかったらどうしよう」
「プラセンタ配合の化粧品を使ったら、逆に肌荒れしてしまったという噂を聞いて不安」

30代から50代にかけて、肌の乾燥やハリ不足、くすみといった悩みが増えてくる中で、美容成分の宝庫である「プラセンタ」に関心を持つ方は非常に多くいらっしゃいます。しかし、インターネット上には「プラセンタ 肌荒れ」という検索ワードが見られるように、その効果や安全性に対して不安を感じている方も少なくありません。

せっかく肌のために良いことを始めようと思っても、トラブルが起きてしまっては本末転倒です。

この記事では、プラセンタが肌に与える影響や、肌荒れが起きるメカニズム、そして大人の肌に適した高品質なプラセンタ化粧品の選び方について詳しく解説します。正しい知識を身につけ、ご自身の肌に最適なケアを見つけていきましょう。

目次
この記事の監修医師
渡邊 千春
千春皮フ科クリニック理事長・総院長
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医/AMI Japan Senior Trainer(アラガン社指導医)/日本胎盤臨床医学会理事、その他多くの学会に所属し、皮膚医療・美容医療について研鑽しています。自らが幼少時代アトピー性皮膚炎だったことから、肌に悩みを持つ方々のお悩みに対して、少しでもお力になれればと考えております。

プラセンタと肌荒れの関係を正しく理解する

「プラセンタを使うと肌荒れする」という声がある一方で、「長年の肌荒れがプラセンタで落ち着いた」という声も多く聞かれます。なぜ、このように正反対の感想が生まれるのでしょうか。まずはプラセンタと肌の相性について、医学的な観点も含めて整理します。

プラセンタが肌荒れの原因になるケース

プラセンタ自体は、アミノ酸やビタミン、ミネラルなど、肌の健康維持に欠かせない栄養素を豊富に含んでおり、本来は肌荒れを防ぐ働きが期待できる成分です。しかし、稀に以下のような理由で肌トラブルにつながることがあります。

1. アレルギー反応

プラセンタは生物由来(豚や馬など)の成分です。特定のタンパク質に対してアレルギー反応を起こす体質の方の場合、赤みやかゆみ、湿疹が出ることがあります。これはプラセンタに限らず、あらゆる天然由来成分に言えるリスクです。

2. 好転反応と誤解される刺激

高濃度のプラセンタを使用し始めた直後に、一時的に肌が活性化することで、吹き出物が出たり乾燥を感じたりすることがあります。これを「好転反応」と呼ぶこともありますが、医学的には単に肌に合っていない(接触性皮膚炎)可能性も否定できません。赤みや痛みが続く場合は、直ちに使用を中止し、皮膚科専門医に相談することが重要です。

3. 添加物による刺激

「プラセンタ配合」と謳っていても、その濃度が極端に低く、実際には防腐剤や香料、アルコールなどの添加物が多く含まれている製品もあります。この場合、プラセンタそのものではなく、その他の配合成分が肌への刺激となっているケースが多く見受けられます。

プラセンタが肌荒れ対策に推奨される理由

一方で、品質の良いプラセンタを正しく使用すれば、肌荒れに悩む大人の肌にとって非常に心強い味方となります。

1. ターンオーバーをサポート

肌荒れの大きな原因の一つは、加齢やストレスによるターンオーバー(肌の生まれ変わり)の乱れです。プラセンタに含まれる成長因子(グロースファクター)などの成分は、リズムが乱れた肌を整え、健やかな角質層を育む手助けをします。

2. 高い保湿力とバリア機能の維持

プラセンタには、天然保湿因子(NMF)の原料となるアミノ酸が豊富に含まれています。乾燥によってバリア機能が低下し、外部刺激を受けやすくなっている肌に潤いを与え、肌荒れしにくい土台を作ります。

3. エイジングケアの基本

年齢とともに減少するコラーゲンやエラスチン。プラセンタはこれらをサポートし、乾燥による小じわを目立たなくしたり、ハリを与えたりすることで、年齢を感じさせない若々しい印象の肌へと導きます。

失敗しないプラセンタ化粧品の選び方

市場には数え切れないほどのプラセンタ化粧品が溢れています。「どれを選べばいいかわからない」という方のために、プロが注目する選定基準をお伝えします。

1. 原料の種類:「馬」か「豚」か

化粧品に使われるプラセンタは、主に「豚由来」と「馬由来」の2種類です。

  • 豚プラセンタ
    流通量が多く、比較的安価で手に入りやすいのが特徴です。
  • 馬プラセンタ
    豚に比べてアミノ酸の含有量が非常に多く、その量は豚の数百倍とも言われます。また、馬は体温が高く寄生虫がつきにくいことや、徹底管理されたサラブレッドなどの農場で育てられることが多いため、安全性が高く希少価値が高いとされています。

本気でエイジングケアや肌質を見直したいと考えるならば、栄養価が高く希少な「馬プラセンタ」を選ぶのが一つの賢い選択と言えるでしょう。

2. 「濃度」と「抽出方法」

「プラセンタ配合」と書かれていても、その濃度は製品によってピンキリです。成分表示の最後の方に記載されている場合は、ごく微量しか入っていない可能性があります。
また、抽出方法も重要です。プラセンタの有効成分を壊さずに抽出するには高度な技術が必要です。単に水で薄めただけのエキスではなく、有効成分が高濃度で凝縮されたものを選びましょう。

3. 安全性と品質管理

デリケートな肌に使用するものだからこそ、どこの国で、どのような工場で作られたのかも確認しましょう。
海外製の安価な原料ではなく、国内の契約農場で飼育された健康な母体から採取され、日本の厳しい基準をクリアした工場(GMP認定工場など)で製造されている製品は、品質の安定性が高く信頼できます。

4. 医師や専門家の監修

化粧品選びで迷った際、一つの大きな指針となるのが「誰が開発に携わっているか」です。皮膚の構造を熟知した医師や専門家が監修・開発に関わっている製品は、成分の選定から配合バランスに至るまで、肌への安全性と実感力を考慮して設計されている傾向にあります。

「クリニックでのケア」と「ホームケア」の違いと役割

千春皮フ科クリニックのような美容皮膚科では、プラセンタ注射や点滴といった内側からの治療を行っています。これらは即効性があり、全身の疲労回復や肌のコンディションアップに非常に有効です。

しかし、毎日クリニックに通って注射を打つことは現実的ではありません。そこで重要になるのが「ホームケア」です。

  • クリニック(内側からのケア)
    注射などで高濃度の成分を直接体内に届け、全身の細胞を活性化させる。月に数回のスペシャルケア。
  • ホームケア(外側からのケア)
    化粧水や美容液で、紫外線や乾燥にさらされる肌表面(角質層)を毎日守り、育てる。

この両輪がうまく回ることで、肌は本来の美しさを保つことができます。忙しくて頻繁に通院できない時期や、次回の施術までの期間、肌の調子を落とさないためにも、自宅で使用する基礎化粧品の質にこだわることが大切です。

こだわりのドクターズコスメ「プラジュネーション」

当クリニックの総院長である渡邊千春医師は、長年多くの患者様の肌悩みと向き合う中で、「自宅でもクリニックレベルのケアを継続してほしい」「本当に肌に良いものを届けたい」という想いを抱いてきました。

その想いを形にしたのが、千春皮フ科クリニックオリジナルのドクターズコスメ「プラジュネーション」シリーズです。

希少な「北海道産サラブレッド馬プラセンタ」を使用

プラジュネーション最大の特徴は、原料への妥協なきこだわりです。一般的な豚プラセンタではなく、北海道の契約牧場で獣医師の管理下、大切に育てられたサラブレッドの胎盤のみを使用しています。
アミノ酸含有量が豊富で、肌への馴染みが良く、角質層のすみずみまで潤いを届けます。

独自の「コールドプロセス製法」と「熟成」

プラセンタの有用成分は熱に弱いという弱点があります。プラジュネーションでは、熱を加えない「コールドプロセス製法」や「酵素分解法」を採用し、成分を壊さないよう丁寧に抽出。さらに、じっくりと熟成させることで、アミノ酸濃度を極限まで高めています。

余計なものは入れない、肌への優しさ

肌荒れを気にする方にも安心してお使いいただけるよう、香料や着色料、パラベンなどの旧表示指定成分は極力排除しています(※製品により異なります)。
「高濃度でありながら、肌に優しい」。これが、皮膚の専門家が開発したコスメの真髄です。

こんな方におすすめです

  • 市販のプラセンタ化粧品では物足りなさを感じている方
  • 季節の変わり目やストレスで肌がゆらぎやすい方
  • 乾燥による小じわやくすみが気になり始めた方
  • クリニックの施術効果を長持ちさせたい方

スキンケアは「継続」がすべて

肌の細胞が生まれ変わるには、正常な方でも約28日、年齢を重ねると40日〜60日以上のサイクルが必要だと言われています。「数日使って変化がないからやめる」のではなく、まずは肌のターンオーバーが一巡するまでじっくりと使い続けてみてください。

上質なプラセンタを毎日肌に届けることで、少しずつ、でも確実に、肌は応えてくれるはずです。

もし、現在の肌荒れが炎症を伴うほど酷い場合や、痛みがある場合は、化粧品を変える前にまずは皮膚科を受診してください。肌の炎症を治療し、土台が落ち着いた段階で「プラジュネーション」のような高機能コスメを取り入れることで、より美しい肌を目指すことができます。

千春皮フ科クリニックオンラインショップでは、化粧水、美容液、クリームなど、ライン使いもできる「プラジュネーション」シリーズを取り揃えております。
あなたの肌の「これから」を支えるパートナーとして、ぜひ一度お試しください。

▼ 医師監修・高濃度馬プラセンタ配合「プラジュネーション」の詳細はこちら
千春皮フ科クリニックオンラインショップへ

この記事の執筆者
千春皮フ科クリニック
当クリニックでは今まで医師として得た様々な経験を活かして地域医療の貢献に努めたいと思っておりますので、お気軽にご相談ください。
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